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鉄橋の台座脇には、土手が崩れないように石垣を設けることにします。
まず石垣のベースとしてバルサ板を貼り付けます。 |
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バルサ板に薄く紙粘土を塗りつけます。 |
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3mmパイプをつぶして楕円形にし、4個ハンダ付けして石垣の型を作りました。
石は斜めに積まれていますが、方向が左右あるので2種類作ります。
この方法は「レイアウトテクニック」に書かれていました。 |
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石垣部分の紙粘土に型を押しつけて、石垣の表現をします。
方向は左右、交互になるようにします。 |
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ついでに周辺の地形も作りました。
鉄橋の台座脇からは川に降りる踏みわけ道を設けました。 |
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踏切の踏み板を作りました。
バスも通るので丈夫な石畳です。
各片のサイズは3.5x7mmで、塗装してから切断して接着しました。 |
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製作途中の写真は撮れなかったですが、ボツにした試作品(石が大きすぎた)のものがあるので、載せておきます。
1mmプラ板に石のサイズにケガき、Pカッターでスジ彫りします。
ここでは3.5mm x 14mmとしました。 |
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切り出す前に、荒いペーパーやケガキ針でやたらと傷を付けます。
あまり深い傷は良くないのではないかと思います。 |
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まず長辺方向に切り出し、ヤスリとカッターで角を落とします。
1本、スジ堀りの部分で折れてしまいましたが、すぐに接着するので折れても使えます。 |
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それを0.3mmのプラ板に並べて接着しますが、この時に元の並びとは違うように並べます。
それによって傷が連続しなくなります。 |
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今度は短辺方向に切り出し、また角を落とします。
切り出したときの写真を撮り忘れました。
矢印の方向に切りました。
それをまた0.3mmのプラ板に並べて接着します。
このときにも、元の並びとは違えて並べます。
最初より短くなっているのは、端の乱れた部分を切り捨てたからです。 |
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それをもう一度長辺方向に切り出して、 |
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互い違いに並べると、石畳の完成です。
揃っているようで揃っていない、しかし全体としてはきちんと並んでいる、という雰囲気を出したかったのです。
石を1枚ずつ切り出して並べても同じことになりますが、それをやると絶対と言っていいほど真っ直ぐに並べられません。
基本的なラインがゆがんでしまってはダメなのです。
それで面倒でもこのような方法をとったのでした。
この技法は昔から知られていて、赤く塗った紙を使うとリアルなレンガ積みが表現できます。
最初にムラになるよう色を塗っておくと、レンガが1個ずつ微妙に色が違う様子も簡単に表現できます。
最初に書いたように、この試作品は石のサイズが大きくてボツにしました。
また、最初から塗装しておくべきでした。 |
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ガードレールはKATOのユニトラックから引き抜いたものを使いました。
これはコード83ぐらいではないかと思います。
私の使用しているコード100よりも小さいため、レール上に出っ張ることによるトラブルは避けられると思います。
長さを合わせて切断し、サビ色に塗装しました。 |
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ガードレールと石畳を組み合わせ、両端にバルサを細く切ったものを接着して出来上がりです。 |
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線路にゴム系で接着しました。
実は仮設置段階でKDカプラーのトリップピンが引っかかるというトラブルがありました。
一応高さはOKのはずだったのに、接着材のわずかな厚みなどが重なって厚くなっていたのだと思います。
対策として、底を全体的に少し削ったのと、真ん中の部分をかなり削り、下方向に押しつけて中央が凹んだ形に仕上げました。
写真でもそれがわかると思います。
実物でもレール部分以外は凹んでいる踏切はよく見かけるので、これで良しとしました。
KDカプラーの高さには本当に注意が必要です。 |
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農道の橋を作りました。
イメージはこの写真のようにしましたが、もっと小振りなものにします。 |
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材料は、橋は4mmベニヤ主体で、台座はバルサ、欄干は3mmと2mmのヒノキ角材です。
現物あわせで適当に切り出し、接着して組みました。 |
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仮に設置してみました。
橋の幅は2cmぐらい、80倍すると1.6mで、軽自動車がやっと通れる道幅です。
橋のつくりはちょっと立派すぎましたようにも思いますが、実物でも意外としっかりした作りのものが多いです。 |