セクションレイアウト「田植えの里」

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page 6(バス停)page 7(構想から台枠・路盤まで)page 8(鉄橋)page 9(レール・フィーダー)page 10(線路周囲の構造物)
page 11(地形1)page 12(地形2)page 13(道路)page 14(川・地形3)page 15(バラスト)page 16(草)
page 17(川の水)page 18(樹木) ・page 19(田の試作、人形) page 20(田植え)page 21(田植え完了)
page 22(踏切警報機)page 23(アクセサリィ)page 24(架線柱)page 25(畑・菜の花・仕上げ)page 26(完成)



1本だけ、ちゃんと作った木を植えようと、作ってみました。

材料は普通の100V用の電線です。
皮膜をむいて、中の銅線をまとめておきます。
今回はこれを3束使いました。
数えてみると1束50本なので、銅線は150本となります。
 
左が練習用に作ったもの、右が本番です。
桜の木をイメージしましたが、桜に見えるでしょうか。
高さは11cmほどあります。
銅線なのでヘナヘナしていたため、全体にハンダを流して固めました。

この樹木の作成方法はTMS642号に詳しく解説されています。
それを忠実に参考にしましたが、自分でも驚くほど自然な木の形ができあがりました。
 
枝を塗装しました。

木の幹・枝というのは実に複雑な色をしていて、一つだけ言えることは茶色の木というのは松や杉以外にはあまり無いということです。
グレーから黒に近い色に見えることが多いです。
今回は、グレーに茶色と黒を混ぜて色を作ってみました。

大きさの比較のためにワムを並べてみました。
 
葉の材料は、ミニネイチャーの「ブナの枝葉」(写真左)と、ファインリーフフォーリッジ(右)です。

ファインリーフフォーリッジは従来のフォーリッジに本物の小枝を接着したもので、葉にあたるスポンジ部分はフォーリッジと同じ物です。

ミニネイチャーは、ごらんのように葉っぱが一枚一枚表現されています。

驚きの製品です。いったいどうやって作るのか想像もつきません。
葉っぱのサイズは1.5mm、80倍すると12cmで、桜にはやや大きいですが、充分許容範囲です。
最大の問題は価格です。
 
仮に枝にからめてみました。
どちらも木の葉の表現としては充分使えると思います。

ただ両者は異質な感じ、具体的に言えば縮尺が違うような感じを受けるので、並べて使うのは避けようと思います。

ミニネイチャーは手前の方にある、ここぞというシンボルツリーに使い、フォーリッジは風景の中に溶け込むような樹木に使う、という使い分けをしようと思います。
 
桜の木はミニネイチャーで葉を付けました。
ダマタカ様のすすめもあったので桜の花にしようかとも思ったのですが、色調が非常に難しそうなので葉桜にしました。

ちょっと茂らせすぎたようです。真夏の木かもしれません。
非常に実感的な木ですが、やはりちょっと葉っぱが大きい感じもします。

試作品の方はフォーリッジを付けました。
これもそれなりにちゃんとした木に見えますが、元の枝振りがなにも考えずに作ったので、あまり見たことの無いような木になってしまいました。
どちらも接着はゴム系です。



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