セクションレイアウト「田植えの里」

page 13

page 1(倉庫1)page 2(倉庫2)page 3(倉庫3)page 4(倉庫4)page 5(倉庫5完成)
page 6(バス停)page 7(構想から台枠・路盤まで)page 8(鉄橋)page 9(レール・フィーダー)page 10(線路周囲の構造物)
page 11(地形1)page 12(地形2)page 13(道路)・page 14(川・地形3)page 15(バラスト)page 16(草)
page 17(川の水)page 18(樹木)page 19(田の試作、人形) page 20(田植え)page 21(田植え完了)
page 22(踏切警報機)page 23(アクセサリィ)page 24(架線柱)page 25(畑・菜の花・仕上げ)page 26(完成)



道路を作ります。
道路はバルサ板の表面に紙粘土を薄く貼り付けて表現しました。

農道は整備されていないので、轍や水溜りが出来ています。
ミニカーから外したタイヤを使って、このような轍製造機を作りました。
 
このように使います。
 
轍と水溜りを表現したところです。
 
石ころを表現しました。轍の中の石は押し付けてほとんど埋めてしまいました。
それ以外も、軽く押し付けて紙粘土に少し埋まるようにしました。
 
石ころに使ったのはマッハの「ミラクルバラストNo.1」です。
これは、木質の細かい粒子で、大きさは1mm以下だと思います。
小さい石材(砂利)として売られているものは多くが2〜3mmの大きさで、80倍するとかなり大きな石になってしまうので、出来るだけ小さいものがいいです。
 
メイン道路は未舗装ですが整備されていて、轍がありません。
おそらく砂利道だと思われますが、砂利は踏み固められてほとんど見えなくなっています。
道の両脇にはじかれた砂利が見られます。
 
メイン道路と農道の接続部分。
つながり方がちょっと不自然です。
 
地面を塗装する前に石垣を塗装しました。

まず全体に濃いめのグレーを塗ってから、生乾きの時に溶剤を含ませたティッシュを押し当てて表面の塗料を除去します。
ウォッシングの要領です。

写真では光ってうまく表現できませんでしたが、白っぽい表面と濃い目地のコントラストがついて、肉眼では結構いい感じです。
 
地面は、土のざらつきを表現しようと、グレインペイントなる物を使ってみました。
 
この用に粒状に仕上がりますが、どうも土にしては粒子が大きいように感じてしまいます。
 
地面の塗装はアクリル絵の具です。
黄土色(アンブリーチドチタニウム)、薄茶色(ローンシェンナ)、濃い茶色(バーントアンバー)と、耳慣れない色名が揃っています。
画材店で見本を見て買ってきました。
一本6百数十円で、かなり薄めて使うので模型用塗料よりもずっとお値打ちです。
 
まずかなり薄めて、塗ると言うより色水を置く感じで塗装しました。
あまりこするとせっかくの下地が流れてしまい、下手すると紙粘土までめくれてくるので、こするのは禁物です。
道は黄土色、あぜ道は薄茶色、田んぼは濃い茶色と塗り分けましたが、この時点ではあまり差はわかりません。
 
倉庫はベースをボール紙で作ってしまっているので、これを地面になじませるためにこの時点で接着し、紙粘土で境目を隠しました(少し段差が残ってしまいました)。



作品一覧page 12 page 14