セクションレイアウト「田植えの里」

page 4

page 1(倉庫1)page 2(倉庫2)page 3(倉庫3)page 4(倉庫4)・page 5(倉庫5完成)
page 6(バス停)page 7(構想から台枠・路盤まで)page 8(鉄橋)page 9(レール・フィーダー)page 10(線路周囲の構造物)
page 11(地形1)page 12(地形2)page 13(道路)page 14(川・地形3)page 15(バラスト)page 16(草)
page 17(川の水)page 18(樹木)page 19(田の試作、人形) page 20(田植え)page 21(田植え完了)
page 22(踏切警報機)page 23(アクセサリィ)page 24(架線柱)page 25(畑・菜の花・仕上げ)page 26(完成)



本体を地面に固定する作業に取りかかりました。
建物を設置したとき、地面から浮いてしまうのを防ぐために、あらかじめ固定しておこうというわけです。
敷地は手近にあったボール紙です。
角材で本体がきっちりとはまる枠を作り、その周囲に1mmプラ板で基礎を作りました。
この基礎は別になくてもいいのですが、扉の前に「たたき」(1mmプラ板)をつけると高さがあわなくなるので、調節のために設けたのです。
 
あとでほとんど見えなくなりますが、一応切れ込みをいれて石材のように見える効果をねらいました。
近年の建築では基礎はコンクリートですが、昔の建物では石材です。
それも長さはまちまちで、建物の裾から見える場合がありますが適当に並べてあるだけのように思えます。
 
裏の資材置き場は角材を組んで柱を作りますが、木材を直接地面に埋めることはないので、石材かコンクリートブロックを想定した基礎を作りました。
これも1mmプラ板です。
基礎の中央には0.4mmで孔を開け、柱を立てるときの補強の真鍮線を差し込みます。
 
地面を塗装しました。
地面の色は非常に難しくて、いくつか試作しましたが今回は、「デッキタン」に砥の粉を混ぜて塗りました。
砥の粉はいくつか色がありましたが、「白」というのを使いました。
ただし白というより黄土色といった感じです。
砥の粉が混ざっているので塗膜はかなり厚くなります。
塗ってみると、写真ではわかりにくいですが土の質感はまずまずです。
ちょっと白っぽ過ぎるかもしれません。
まあ、色を濃くするのは後で簡単にできるので、いずれ調整したいと思います。
 
資材置き場の骨組みは1.5mm角材の組み合わせです。
イモ付けではとても強度が保てないので、接合部に0.3mm真鍮線を埋め込んであります。
高さをそろえて孔を開けておくと、位置決めも楽です。
 
骨組みは塗装して、底部に0.3mm真鍮線を植えました。
これを差し込めばしっかりと固定されます。
塗装はタミヤアクリルの「カーキドラブ」をかなり薄めて使いました。
この塗料は濃く塗ると緑っぽくなりますが、薄めると茶色っぽくなる、不思議な色です。
 
骨組みを基礎に差し込んで接着しました。
長い方は建物本体にも接着してあります。
 
横方向に桁を付けました。
 
横けたに斜めに「たる木」を取り付けます。
実際には、接着の都合で、「たる木」を屋根の波板に先に接着し、最後に骨組みにつけました。
ここでは仮に置いてあるだけです。 
 
エコーの「屋根用波板」を所定寸法に切断し(これが厄介でした。カッターの刃を何枚かダメにしながら切りました。何かいい方法があるのでしょうか?)
「たる木」(1.5mm角材)をゴム系で接着しました。
固着したら、波板の端をヤスリで傷つけたり、やっとこでゆがませたりして古い感じをだします。
 

扉部分や、小窓のの差し掛け屋根の「ほおづえ」を付けました。
キット指定のものに加えて横桁を追加し、また、小窓のものは厚さ1mmのヒノキ板に変えました。

いろいろやっていますが、たぶん本物の屋根と構造が少し違うと思います。
実物どおりにすると角材の厚みが重なって厚くなってしまうので、適当に省略しています。
 
波板は裏表ともグレーに塗装しておきます。
メタルプライマーを吹いた後、クレオスのグレー(米軍軍艦色(1)ダークグレイ(1))を筆塗りしました。
 
トタン屋根を接着しました。
 
次は屋根の塗装です。
ジャーマングレーを中心に、明るいグレーをところどころ塗ったり、なるべくムラになるよう筆塗りしました。
(あまり思ったほどはムラになってくれませんでした。)



作品一覧page 3 page 5