ED22・三岐鉄道ED222の製作

page 7(屋上機器)

page 1(下回り基本)page 2(機械室・妻板)page 3(上回り基本)page 4(パンダ台)
page 5(エアー冷却管)page 6(エアー配管)page 7(屋上機器)
page 8(床下)page 9(床下)page 10(上回り完成)
page 11(台車・室内)page 12(未塗装完成)page 13(塗装)
page 14(前照灯点灯)page 15(仕上げ:カプラー・社紋プレート)page 16(完成)



避雷器だと思います。
適当なパーツがなかったので、自作することにしました。
   
3mm板を削り、2.5x2.5x3.5の直方体を作りました。
上辺は面取りしておきます。
そこに細密パイプを差し込むと完成です。
足は0.6mm各線をハンダ付けし、ギリギリですが0.3mm線でピンをうちました。

実車は屋根に沿って取り付けられているため、前から見ると傾いています。
モデルでそれをやるとゆがみに見えてしまいそうなので、線路に平行になるよう、足は屋根カーブに合わせて斜めに削りました。
   
フューズ箱です。
高圧母線が直接引き込まれていますが、箱に入る手前でコイル状になっています。
   
フューズ箱はキットにもパーツが付属していましたが、大きさ、形状が実車とイメージが違うので自作しました。
厚さ3mmの真鍮板を6x7.5mmに仕上げ、真ん中にスジ彫りしました。
ちょっとスジ彫りが目立ちすぎてしまいました。
   
コイルは0.8mm線の芯に0.4mmを巻き付けただけです。
0.8mm線は折り曲げた後、外側を平らにヤスって板状に見えるようにしました。
箱に補強の帯板をつけました。
一連の作業でこれが一番難しかったと思います。

コイルは取付け足と引き込み部を箱に差し込み、固定します。
底には支えでしょうか、板材がはみ出すように付いていますので、0.3mmをつけておきます。

取付け足として0.6mm線を差し込んでおきました。
避雷器とフューズ箱を取り付けました。

屋上機器類の取付け順序は、

1)水切り(0.6x0.2帯板)
2)ランボード(エコーパーツ:表面は粗いペーパーで荒らして木目表現とします。)
3)機器の箱

です。

こちらからみるとコイルが目立ちます。
パンタの空気作用管です。
2本が直線的に整然と並んでいます。
まず、パンタに入る直前の部分を作りました。
コの字状に曲げた0.4mmリンドウ線にパイプ(0.4x0.6)を付けた後、パイプに穴を開けて(おそらくリンドウ線の一部も一緒に)0.4mm線を直角に付けました。
ここは強度が弱いので固定するまでは取り扱い注意です。
0.6x0.3の帯板で支えを作り、まず線を仮付け、次いで押さえ板(0.6x0.2帯板)を真ん中の部分だけハンダ付けします。
真ん中の部分に0.3mmでピンをうったら先の細いラジオベンチぱピンセットで強くつまんで、線の形に曲げ、そのまま固定します。
途中の支えは、0.6x0.2帯板にマッハの2連配管止めをつけました。
取付け足が0.5mm以上の太さだったので、0.3ぐらいまで削って差し込みました。
現物あわせで曲げて、屋根に取付け部を差し込んで固定しました。
0.4mmは明らかに太すぎました。
0.3mmにすればよかったと悔やんでいます。
屋根にはこれ以外にパンタ鉤外しがありますが、うるさくなりそうなので省略しました。



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