ED22・三岐鉄道ED222の製作

page 11(台車・室内)

page 1(下回り基本)page 2(機械室・妻板)page 3(上回り基本)page 4(パンダ台)
page 5(エアー冷却管)page 6(エアー配管)page 7(屋上機器)
page 8(床下)page 9(床下)page 10(上回り完成)
page 11(台車・室内)・page 12(未塗装完成)page 13(塗装)
page 14(前照灯点灯)page 15(仕上げ:カプラー・社紋プレート)page 16(完成)




台車はキットに付属しています(写真上)。

実車では台車の上辺にある装置(補強?、またはブレーキロッド関連?、ブレーキは片押しに改造されている)が取り外されているため、削り取りました(写真下)。

横方向のスプリングも本当はないのですが、これは削るのが難しいので残しました。
また、車体中央側は斜めのブレーキ保持板も除去されていますが、これをとると強度が保てないので残しました。










   
排障器はかなり無骨な取付けがされています。
   
実車の形態を参考に帯板で排障器を作り、端梁にハンダ付けしました。
   
台車に取り付けてみました。
本当は台車枠にリベットで付けられているので、リベットを打ちたかったのですが、技術的な問題から断念しました。
さて、最後に室内装置を作ります。
室内には機械室がかなりのスペースで収まっています。
まず機械室を0.3mm 板で作りました。
キットのウェイトがぴったりはまるサイズにしました。
このウェイトは機械室を意識したサイズであることは明らかです。
室内装置を作らなくてもウェイトを緑に塗るだけでもいい感じになると思います。
なかなか細かい気配りのあるキットだと思います。
機械室の壁にはスジ彫りと帯板で簡単なディテール表現をしました。
うまくネジ止めする方法が思いつかなかったため、ウェイトのネジでウェイトと共締めにします。
窓からハンドブレーキのレバーがチラチラと見えます。
これはぜひ表現したいと思っていました。
市販パーツはちょっと思い当たらなかったので、自作しました。
0.6mm線を芯にして、0.8x0.6、1.0x0.8、1.5x1.0の細密パイプを段違いに重ねたものです。
テコの棒は先を曲げてつぶした0.4mm線を無理矢理つけました。
室内装置を装着して、キャブ内ができあがりました。
運転台はフクシマの「小型電車用」ですが、ED222はマスコンが右、ブレーキハンドルが左と、通常とは逆ですので、パーツを切り刻んで並べ替えました。
イスは塗装後に接着するので、ここでは両面テープで仮止めです。



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