ED22・三岐鉄道ED222の製作

page 9(床下)

page 1(下回り基本)page 2(機械室・妻板)page 3(上回り基本)page 4(パンダ台)
page 5(エアー冷却管)page 6(エアー配管)page 7(屋上機器)
page 8(床下)page 9(床下)・page 10(上回り完成)
page 11(台車・室内)page 12(未塗装完成)page 13(塗装)
page 14(前照灯点灯)page 15(仕上げ:カプラー・社紋プレート)page 16(完成)



床板にパーツ類をつけました。
エアホースはフクシマのパーツを追加しました。
   



尾灯をつけました。
フクシマの電車用パーツです。
向かって左側は実車で端の方に移設されていますので、そのとおりに0.4mm厚の帯板でつけなおしました。
尾灯の取付けには低温ハンダを用いました。

尾灯の支柱の後ろ側には支えがあるので、追加しました。



今回、初めて低温ハンダを本格的に使いました。
その印象というか、コツみたいなものを書いてみます。
低温ハンダの融点はホワイトメタルよりも低く、ハンダ付けの時にはハンダとWMの融点の間にコテの温度を調節すればいいわけです。
これまでに何度かの試験で失敗していたのは、WMを溶かすことを恐れるあまり、コテの温度が低すぎたからでした。
もともとの温度が低いので周囲に熱を奪われるとすぐにハンダの融点を下回ってしまうのです。

今回は、可能な限り温度を高く設定しました。
具体的には、電圧調節して10分ほど放置し、不要なWMパーツにあてて溶けないことを確認します。
これを何度か繰り返し、なるべく高い温度で使用しました。
そうすると、通常のハンダと遜色ない取付け強度が得られました。

ベテランの方にはあたりまえのことかも知れませんが、自分的には一つの発見でした。
   
ブレーキシリンダーの脇にはスプリングがつき、ブレーキテコにつながっています。
どういう作用をするのかわからなかったのですが、写真を参考に作ってみました。
0.8mmの芯に0.3mm線を巻き付けたものです。
   
取り付けるとこうなりました。
実車よりちょっと太くなってしまいました。
ブレーキシリンダーが全く見えなくなってしまいました。
ハンドブレーキホイールはエコーの「中」というものです。
取付け部はかなり削って実車の形に近づけました。
ホイールは鎖を実際にかけたいので、溝を広げようとヤスってみましたが、不十分な上にちょっとゆがんでしまいました。
ハンドブレーキホイールを取付け台に低温ハンダで付けました。
ブレーキシリンダーはコテが入らなかったのでエポキシで接着です。
鎖は出来るだけ実車に忠実に巻きました。
ホイールからはずれないように、0.3mm線でホイールにとめ、低温ハンダを少量流しました。
反対側はこんな感じです。
ロッドに巻き付ける部分がくちゃくちゃになっています。
後でハンダをキサゲて、もう少しすっきりさせるとしましょう。



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