近鉄特急車

2200系とビスタカーで近鉄の特急車はその名を全国に知らしめることになりました。
初代ビスタカーは小学校の校庭から何度か見たことがあります。2200系の急行は（特急時代はさすがに知りません）子供の頃、大阪に買い物に行くときの定番でした。当時は形式など全く知らなかったわけですが、ごついウィンドシルやリベット、黒くてザラザラした屋根、力強いモーターの唸り、妙に落ち着くクロスシート、などは、いまでもはっきりと覚えています。
私が写真を撮り始めた頃は2200系が急行運用からはずれた頃で、当時の興味の対象はもっぱら新ビスタカー（10100系）でした。
スナックカーが新鋭車輌として活躍していました。乗り心地はさすがにビスタカーやエースカーとは雲泥の差で、乗るならスナックカーの方が良かったですが、外から見ていると何とも味気なくてあまり好きではありませんでした。この辺が勝手なファン心理です。