名古屋線特急、旧エースカー10400系。昭和36年登場で、Mc+Mc'を基本とし、Tcを増結する運用であった。Mはモ10400(奇数がMc、偶数がMc')、Tcはク10500である。昭和41年に出力アップ、前面窓の改造、クーラー取り替えなどの改造が行われている。昭和53年当時はTc+Tc+Mc+Mc'の4輌固定編成となっていた。クーラーきせが連続タイプなのが外観上の大きな特徴である。

(誠文堂新光社 私鉄ガイドブックより)


中川付近 昭和53年4月頃