18200系は京都線・橿原線用に昭和41〜42年に製造された18m車で、高さ、幅に制限があるため、大阪線用の車両よりも一回り断面が小さい。また、裾のしぼりもない。
正面のX型のマークと、その両側の列車種別表示枠が特徴的である。モ18200 + ク18300のMc-Tcユニットを組み、クにもパンタが装着されている。パンタは奈良寄りに装着され、パンタ部の屋根は低屋根となっている。
後ろは京都線用のスナックカー18400系で、18200系と類似点が多いが、車長が20mであること、パンタが京都よりであること、など、いくつかの相違点がある。普通のスナックカー12200系よりも車体断面は小さい。
これは賢島行特急。

(誠文堂新光社 私鉄ガイドブックより)


小俣ー宮町 昭和54年8月