ED26の制作

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7(ボディ・解放テコ)、8(床下)9(パンタ・配線)10(未塗装完成)11(塗装)12(完成)



床下機器はキットのパーツです。簡単なエアー関連の配管のみ追加しました。単純な工作ですが、非常にスペースが狭く、台車との干渉を避けるギリギリの位置に付ける必要があります。キットの孔から少しずらす必要がありました。
挽物のエアータンクには細密パイプで前後と下部にディテールを追加しました。また、帯板のバンドを巻きました。
ステップの位置も台車に干渉しないよう、少しずらしてあります。
アングルで簡単な台枠を表現しました。ブレーキロッド類はスペースの関係で省略です。





懸案のブレーキシューです。
適当な市販パーツがなかったので、フクシマのED22キット付属パーツから複製しました。
バーツを平らなアルミ板にテープで貼り付け(写真上、裏面の突起部は板に穴を開けて逃がしてある)、「型取り君」で型を取り(写真中)、「プラリペア」で造形し仕上げます(写真下)。
取付強度を確保するため、アームは0.4板としました。パーツのアーム部と似た形に削り、型にはめ込んで一緒に造形します。シューの取り付けボルト部に0.3mmの孔をアームまで貫通させ、後に0.3線を通して補強とします(写真一番下は仮にさしこんであります)。あらかたバリを取ったのが下の写真です。このあと、シューのみをはがしてきれいにバリ取りをします。白く光って見にくいので、グレーに着色してみました。アームは台車端梁にハンダ付けの予定です。そのあと、シューを接着し、0.3mm線を通して固定すれば完成です。

ブレーキのアームを端梁に取り付けました。ネジにはギリギリで干渉しない位置に付けることができました。左右を結ぶロッドは0.5mmリンドウ線で、細密パイプを介してとりつけました。
ついでに排障器もつけました。支持腕はKATOのNゲージ用レールの頭の部分を削ったものです。排障器は0.4 x 1mm帯板です。

下回りがにぎやかになって、電機のメカニカルな感じが出てきました。



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