ED26の制作

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page 1(台車枠)2(台車枠・窓枠)3(キャブ)4(床板・室内装置)5(キャブ)6(空気作用管・機械室)
7(ボディ・解放テコ)8(床下)9(パンタ・配線)10(未塗装完成)11(塗装)12(完成)



ホビーモデル製ED26キットです。最大の特徴はワイヤーカットで主要パーツを切り出してあり、切断面は非常にシャープです。切り始め(終わり?)に少しバリがあるので、そこだけ修正する必要があります。
ディテール表現にエッチングは用いず、全てプレスです。そのプレスがやや甘く、シャープな切断面とちょっとアンバランスです。
台車は細かいディテールのロストです。
   
台車枠に車軸の孔をあけます。
次の写真にあるように、孔開けの治具が付属しているので、位置決めは簡単です。
説明書の通り、1.3mmの孔を開けますが、表に突き抜けてはダメで、しかも浅すぎると車軸が入らないので、ボール盤できっちりと深さを調節します。
ちなみに、このボール盤はプロクソンのモーターツールのオプションで、簡易型ですが、こんなものでも充分実用になります。
   
矢印が孔開けの治具です。
表面に繊細なディテールがあるので、ポンチで強くたたくわけにはいきません。そこで、ケガキ針でグリグリと中心点をマーキングしました。
   
この台車枠にはボルスターを付けるためのネジ孔がありません。厚みは丸い突起部を含めても2mm弱で、表面に出ないような袋孔でネジを切ることは不可能だと思いました。
そこで、ボルスターの切れ込みを利用してはめ込みで固定できるよう、四角い真鍮片を付けました。円形の突起部の厚みが足りなかったので、0.3mmの円形パーツをまず付け、その上に0.6mm厚の四角い真鍮片を付けます。
ハンダ付けには、ボルスターと同じ厚み(0.8mm)のアルミ板のスペーサーを用いて高さを調節します。
ボルスターはパワートラック付属の幅21mmのものです。
   
順序が逆になりますが、円形の小片の作り方です。
円形のケガキは革ポンチといわれる、革細工の道具です。今回は直径3mmを使いました。最初、0.3mm真鍮板を打ち抜こうとしましたが、とても無理だったので、軽く打ってケガキとしました。
写真中央のようにナミダ型に切り出し、それをハンドバイスに加えてシコシコとヤスリ仕上げすると、ほぼ円形になります(写真右端)。
このハンドバイスは「いさみや」の製品で、かなり優れものです。



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