ED26の制作

page 6

page 1(台車枠)2(台車枠・窓枠)3(キャブ)4(床板・室内装置)5(キャブ)、6(空気作用管・機械室)
7(ボディ・解放テコ)8(床下)9(パンタ・配線)10(未塗装完成)11(塗装)12(完成)



空気作用管をつけました。不鮮明な写真をもとに想像の産物です。
作用管の取り回しは、実車は屋根に上がったところでまず、前縁と平行に中央へ向けて進んでから後ろへ回っているようですが、後で気づきました。
また、都合の良いフリーという言葉が浮かんできます。
作用管は0.3mm、配管止めはマッハの割ピンですが、2本束ねると入らないので少し形を変形させる必要がありました。
作用管が最後に立ち上がる場所は、継手がついてゴム管になっているものが多いようなので、真鍮片とパイプ(エコー製、外径0.5mm、内径0.3mm)で表現してみました。
先端部はパンタに合わせて上へ折り曲げ、ツヤ消し黒に塗装する予定です。

 
母線の引き込み口は、屋根にパイプ(エコー製、外径0.6mm、内径0.4mm)を埋め込みました。
試しに0.4mm線を差し込んでみました。
母線はパンタに直接接着またはハンダ付けし、パンタ装着時にこのパイプに差し込む予定です。

機械室のルーバーはプレスのパーツを貼るようになっています。付属のパーツ(写真上)は全体に丸みをおびて、シャープさがありません。そこで、フクシマのED22用パーツ(写真左)から切り出したものを使いました(写真下)。この写真は仮においてあるだけで、まだ半田づけしていません。

機械室上部の手すりはノブでつけるようになっています。
前端はコーナー部分が、縦と横の手すりが突き合わせでつきます。
それを表現するのにノブの既存の孔に直行する孔を開けることにしました。
0.8mm板に孔と溝を掘った治具を作り、ここにノブをはめ込んで孔をあけます。
溝は手作業ではなかなか掘れません。糸ノコ、モーターツールを使ってなんとか掘りました。

孔開けの実際です。
本当は、同じ治具を2枚作ってはさむといいのですが、面倒なのでクリップで固定しました。
ノブの孔に線材を通しておくとずれません。(ここではドリルロッド = 折れたドリル を使いました。)

上の状態から裏返したものです。
こちらには0.4mmの孔が貫通してあり、その孔に沿ってドリルで孔あけします。
写真を撮りにくいのでここではドリル刃だけを通して位置を示すだけです。(ちょっと傾いていますが、実際には直角に進めます)



製作車輌一覧page 5 page 7