伊賀線モ5251の制作

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page 1(上まわり、床板)page 2(室内灯、屋根板)page 3(ボディー・パーツ)
page 4(上まわりディテール)page 5(床下機器)page 6(下回り)page 7(塗装)・
page 8(前照灯)page 9(室内配線)page 10(集電)page 11(組上げ)page 12(完成)



塗装前に、細かいパーツ類を黒染めしました。
脱脂が足りないのか、どうもムラになってしまいます。
ちょうど放置されたスクラップのように見えます。
黒染め後に表面にできるススのようなものは、超音波洗浄を数回行うことでほぼ確実に除去しています。
そのため、表面は見た目は汚いですが余分なホコリやざらつきは無く、塗装するときれいな塗膜ができます。
黒染めするのは、隅のほうや裏側の塗料が回りにくい部分に真鍮地肌が残るのをふせぐためで、全体として塗膜を薄くしても地肌が見えにくく、すっきりと仕上がるのを目論んでのことです。
   
室内はクリーム色(マッハ、スカ色クリーム)をまず吹きました。
   
次いで、水性アクリルのクリアーオレンジに黒を少々混ぜたものを筆塗りしました。
この塗色のアイデアはパーツメーカー「工房ひろ」さんのブログから拝借しました。
ニス色の表現としては最高の色ではないかと思います。
この場を借りてお礼したいと思います。
筆塗りで少々ムラがある方がニス塗りらしさが出ると思いましたが、ちょっとムラが多すぎます。
大半はイスで隠れてしまうので、まあ、よしとしましょう。
   
外から覗くとニス色がいい感じです。
ただ、室内が暗くなってしまうので、もう少し明るい色の方が良かったかもしれません。
順序が逆になりましたが、車体はマッハの近鉄マルーン、屋根はスウェード調スプレーマットブラックです。
ちょっと黒すぎるかなという印象なので、従来どおりダークグレーを吹いてから、エナメルの黒で色を調整する方が良かったような気がします。
金属パーツが付いているので、塗装に先立ち、マッハのメタルプライマーを全体に軽く吹き付けてあります。



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