エコー木造ワフの制作

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page 1(下回り・集電・側板・妻板)page 2(側板ディテール)page 3(妻板ディテール)page 4(組立)
page 5(ライトユニット・床下)page 6(床下)page 7(塗装)・page 8(完成)



一応完成したので、上まわり、下回り、屋根を組み立ててみました。
ブレーキ梁は塗装後に付けることにしました。
ブレーキシューが折れた軸受けは補修をあきらめ、分売パーツに取り替えました。
   
普通に塗装しました。
室内はGMカラーのスカ色用クリーム、ボディと下回りはマッハの黒。下回りはツヤを落とし、薄く溶いた茶色(マッハ阪急窓枠ニス色)を塗り重ねてみましたが、ほとんど差が出ませんでした。
軸受けと床板は通電するため、軸受け取付部はマスキングして塗料が付着しないようにしました。
屋根はスウェード調塗料(ダークグレイ)を吹いてから、薄く溶いたエナメル黒を何度か染みこませて色合いを調節しました。
車掌室側はダミーカプラーとしました。
ハンダ付けできるので珊瑚(と思います)のロストを張り込み、胴受の上部分と、枠組を付けたユニットとしました。
胴受は、写真では見にくいですがリベットを打ち出した0.2mmリンドウ板、枠組は0.5mm角材です。
ネジ穴はKD4番と一致していますので、気が変われば取り替えることはできます。
車掌はプライザーの未塗装フィギアセットから加工しました。これは100体ほど入っていてお値打ちです。
ほぼ全員が西洋人ですが、うまく加工すれば日本人として使えるものが多くあります。
標識をかかげて笛を吹いているところでしょうか。手足や胴体を切り刻んで接着しなおし、座った姿勢にしました。
貨物列車の車掌さんが走行中何をしているのかよく知りませんが、書類整理などが済むと景色を眺める余裕があるのではないかと思い、首をひねって窓の外を眺めているようにしました。
イスは適当な木片から削りだしたものです。
   
車掌を塗装しました。
顔がちょっと失敗して塗膜が厚くなり、せっかくの表情がなくなってしまいました。
イスは簡易的なものに作りなおしました。材質もプラ板に変更しました。
実は上の写真のイスを小さいから大丈夫だろうと思って、目止めしないで塗装したところ、悲惨な状態になってしまったのです。木材は目止めが必要だとあらためて感じました。



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