オハ61の製作

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page 1(シル・ヘッダー、窓枠)page 2(室内仕切、アングル)・page 3(ドア)page 4(床下)
page 5(上まわりディテール)page 6(塗装)page 7(仕上げ・完成)



室内仕切板は、「工房ひろ」のエッチングパーツを追加してディテールを付けました。


キットのパーツに工房ひろのパーツを貼り合わせます。
後で工作できなくなるドア取手を0.4mm線で作って付けておきました。
 
仕切板を車体に付けます。
ここで大失敗をしました。
何も考えずに、車体端と仕切り板をツライチで付けてしまったのです。
後でチェックしたらこのパーツ(ドア枠)を付けることができません。
ドア枠の折り返し部分の厚みだけ、仕切板を内側に寄せなければいけなかったのでした。
 
悔やんでいても仕方ないので仕切板を外しました。
このハンダを除去するのが大変なんです。
そして、絶対に最初より仕上がりは汚くなってしまいます。
注意していたはずなのに、大ポカです。
 
気を取り直して付け直しました。
矢印の部分の隙間が必要だったのです。
隙間の寸法は現物あわせで行いました。
だいたい0.6〜0.7mmぐらいだと思います。
 
室内仕切にはエッチングディテールが浮き出ています。
なかなかいい感じではないですか?
 
次は床板を止めるアングルです。

床下器具配置図面に座席の位置を重ね、床下器具や台枠、座席に干渉しない位置をマークします。
この赤丸印の位置で床板をネジ止めします。
なお、この床下配置図面は国鉄のオリジナル図面そのままですが、どうも上から見た図のようで、下から見ると裏返しになっているため、パソコンに取り込んでから裏返して使いました。
座席図は機芸出版社のスタイルブックから拝借しました。
 
ネジ止め位置に1mm帯板で補強します。
 
ネジ止め位置以外の部分を切除してしまいます。
 
そのアングル(もはやアングルとはよべませんが)を車体裾に付けました。
アングル高さは説明書の通り、側板下端から2.8mmです。
強度の点で多少心配ではありますが、車体と床板をネジ止めしている限りは車体がゆがむことはないでしょう。
床板の固定についても、ネジの数を増やし、ネジ止め位置を補強してあるので、大丈夫だと思います。
まあ、長期の耐久性については今後の経過観察というところです。
 
床板を固定し、台車を付けてみました。
この状態で傾きなどが無いかをチェックします。

本当は、この時点で傾きが発覚してももう遅いです。
実際にはアングルの仮止めの時点で一度チェックしています。
 
海龍のオハ61と並べて、高さに差がないかを見てみました。
ほとんど同じ高さで、ひと安心です。



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