キハ07の制作

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電池箱、エアータンク、ラジエーターを、余剰パーツから適当なものを貼り付けます。先のエンジンパーツをつけ、真鍮線と真鍮パイプで排気管・マフラーを表現します。線径を1.2mmとしたので割ピンが使えず、0.5mm幅の帯金でとめてあります。
   
次は動力台車です。キハ20用の台車枠を切り取り、ダイキャストブロックの突起とほぼツライチになるまで削ります。ダイキャストにひっかかるようになっているプラのツメを折ってしまうと全体がバラバラになるので、慎重に作業を進めます。削り終わると、車輪の外則面とほぼツライチになりました。カプラーポケットも切り取っておきます。一番左は参考のため、もとの台車と同じものです。
   
TR29台車枠はエッチングパーツの組み合わせで作ります。軸受部などは1mm四方ぐらいの小片です。ランナーから切り離す前に、ハンダメッキの予定の部分はやっておきます。(外側台車枠、軸受、ブレーキシュー)
   
ハンダ付けの手順はずいぶん考えた末、次のように行いました。
写真の上から順に、まず、外側と内側の台車枠を貼り合わせ、そこに軸受部を付けます。
次に、ブレーキシューを付け、最後にマクラバネを付けました。
どんな方法でもよいでしょうが、なるべく最初に付けた部分に後から熱が回らないように工夫したつもりです。
   
屋根は1mmプラ板を3枚重ねて接着し、削り出します。削るときの取手として木片を裏面に付けてあります。
図面よりの縮小コピーをボール紙に貼り付けて切り出し、屋根カーブの治具としました。
   
結果的に、屋根の厚みは2.5mmほどになりました。キット付属のパーツより0.5mmほど厚くなっています。
比較するとわかりますが、キットのものは屋根中央部の丸みがなく平らに見えます。実車の写真を見るともう少し丸みをおびているような印象だったので、この部を0.5mmで表現したことになります。



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