最近の作品(16番・蒸機機関車・ディーゼル機関車)



カツミの非常に古いキットを組んだC12です。蒸機は初挑戦なので、ダメもとでいくつかのことをトライしてみました。 まず、軸バネ可動をイコライザーに変更します。TMSの記事と首っ引きで第2ー第3動輪と第1動輪で3点としました。結果は意外なほどうまくいきました。 少々イコライザーがの形がおかしくても、作用点と支点の位置関係が正確で動きが滑らかならば、充分有効に作動することが確認できました。 次はサウンド用スピーカーの組み込みです。スペースが無いので、キャブ天井に取り付けましたが、スピーカー背面の共鳴スペースが小さすぎて、 音的にはよくありません。これは反省点になりました。先台車、従台車はキットではコイルバネで引っ張る復元方法ですが、これでは先従輪を圧着するのと 反対の力が生じ、脱線しやすいのではないかと考え、0.4mmリンドウの線バネに換えました。下方向への押さえと左右方向の復元を兼ねます。 若干動輪上軸重が減少しますが、まず問題ない範囲でしょう。ディテールではドーム上のフタやリングを真鍮線、帯板で作りました。空気作用管は配線用銅線です。 リンドウならびしっと出来ますが、C12は実物でも作用管はヘロヘロなので、このぐらいがちょうどいいと思っています。ロストパーツは砂撒き栓元栓、 エアホース、キット付属の給水ポンプだけです。アンチ・ロスト派というほどポリシーがあるわけでもないのですが、一つパーツを付ければその周囲を パーツに見合うだけディテールアップしなければバランスがとれず、どんどんエスカレートするのではないかと思って敬遠しています。技術的にも、 入り組んだパイピングの隙間に小さなパーツをハンダ付けするのは私にはちょっと難しすぎます。それよりも煙室部分をツヤ消し塗装にする方が、 私にとっては実感を演出する上で重要です。モーターは付属の縦型モーターが煙を吐いて昇天したので、マシマに換えました。両軸しか売ってなかったのを幸い、 無理矢理フライホイールを付けました。このため、炭庫はかなりかさ上げし、それでもはみ出すので石炭で隠してあります。
   


洛陽舎、津軽鉄道DD352。これは完成品の購入です。
非常に気に入った車輌ですが、キットが無く、完成品を購入しました。ゆっくりと滑らかに走行します。

三岐鉄道B6:2278号機
珊瑚のキットより製作。

詳しくは制作記事をご覧下さい。

2008年TMSコンペ準佳作をいただきました。



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