大阪と金沢を4時間ちょっとで結ぶ「ゆのくに」。湖西線経由になって少し時間短縮になったのでしょう。最盛期には3往復ほどあった「ゆのくに」も、特急「雷鳥」に吸収されて53.10改正では1往復になりました。L特急の「雷鳥」が大阪ー金沢間を3時間少々なので、「ゆのくに」には部がありません。ヘッドマークを付け、サロを入れた堂々の475系10輌編成ですが、昭和57年に消滅してしまいました。下はこの編成中のサロ455-41です。回送運転用の前照灯が粋ですね。
大阪 昭和54年3月5日