高松を深夜0:34に出た「うわじま1号」が6:57、宇和島に到着した。
この1号と、上りの16号が当時、四国内で唯一の夜行急行であった。
(土讃本線の夜行普通はあった。)
夜行といっても距離が短いため発着時刻は中途半端で、下りは上記の時刻、16号は宇和島21:48発、高松3:37と、通常の夜行列車の時刻ではない。
「うわじま」は高松と宇和島とを結ぶ予讃本線の急行で、ほとんどが宇高連絡船に接続し、上の中途半端な時刻も連絡船との接続が前提と考えると不便はないのであろう。
本四連絡橋が出来た今では、宇和島方面からの列車は高松に入らず、手前の宇多津から直接連絡橋を渡って岡山に向かいます。

宇和島 昭和55年8月19日