鹿児島交通の主力キハ100(103)。
昭和27年川崎車輌製、自社発注で6両が製造された。国鉄キハ07とほぼ同型であるが、車体裾のステップの張り出しが無く、代わりに停車するとステップがせり出してくる機構を持つ、張り上げ屋根、縦の雨樋が無い、前照灯が埋込型、などの相違点がある。ステップの張り出しがない分、軽快な印象があります。総括制御はできませんでした。6輌中、101と105の2輌は郵便・荷物合造車のキハニ100として使用されていました。

車輌データは南薩鉄道めもりあるを参考にさせていただきました。


昭和54年3月22日 伊集院