長崎電軌は公共交通機関として、日本で初めて(1964年)車体の広告塗装を行った鉄道会社です。今ではラッピングフィルムですが、当時は塗装でした。私が訪れた時にも、標準塗装よりも広告塗装の方がかなり目立って、印象に残っています。今あらためて見ると、後ろのビルの広告もかなり派手な色づかいですね。町中が非常ににぎやかな感じです。車輌は213。
ちなみに、長崎電軌という省略名はあまり使われないそうです。正式には長崎電気軌道株式会社(ながさきでんききどう)、通称は電鉄、長崎電鉄、地元住民の間では電車と呼ばれることが多いそうです。

昭和54年3月18日 西浜町