キハ55系が立野駅手前の立野橋梁を渡る。
深い渓谷を渡るこの鉄橋は、鋼プレートガーダー上路,鋼トレッスル橋脚という形式で、長さ136.8m、橋脚の最大のものは高さ34m、昭和3年完成である。この形式の鉄橋は全国的にも珍しく、九州ではこれが唯一のものである。

橋脚の横には黒川第一発電所があり、その導水管が橋の下を通っています。
この鉄橋は、国鉄高森線、転じて南阿蘇鉄道の鉄橋として現在も健在です。


昭和56年3月 長陽ー立野