これはホキばかりで編成された列車。ホキの形式はちょっとわかりませんが、石灰石などを運ぶものでしょうか。
踏切では人が待っています。どうも警報機も遮断機もなさそうですが、列車密度の濃い複々線では横断はかなり危険だったでしょうね。
下の写真では、列車は立体交差の下をくぐろうとしています。複々線の上下進行方向を入れ替えるための立体交差だということですが、広い土地をふんだんに使った雄大な線路配置です。
日本の近代化を支えた石炭産業のピーク時には、いかに大量の輸送が行われていたかを彷彿とさせます。



昭和54年3月19日 中間ー折尾