ネガで確認すると、車番は左から、275、138、145です。
 275(モ270)は、昭和52年に投入された新鋭で、北勢線の近代化に貢献しました。従来の車種が11m程度なのに対して、15mと大きな車体を持ちます。サイドで見ると車体長の違いがよくわかります。
 138(サ130)は、元三重交通サ360形として、1954年にナニワ工機(361、362、365、366)と帝国車輌(363、364、367、368)で製造された。当初三重線で使用されたが、後に363〜368は北勢線に転属し、近鉄合併後はサ130と改番された。昭和52年の北勢線近代化に際して、134・136は制御車に改造されてク134・136となり、他は付随車のままであるが、貫通扉が西桑名寄り(135・137)、両端(138)に増設された。(133は内部・八王子線に転属)また、138は台車交換も行われている。
 145(ク140)は、元三重交通三重線サ2000(2001〜2007)として1960〜1962年に日本車輌で製造され、湯の山線で使用されていた。1964年の湯の山線改軌に際して北勢線に転属し、近鉄合併後はサ140(141〜147)と改番された。昭和52年に141〜145は運転台が新設され、前面は新造の270系に準じたものとなり、ク140(141〜145)と改番された。

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下はク140(143)のサイドビュー(別編成)



上笠田(現在廃駅)ー 楚原 2001年5月6日