六把野井水拱橋を渡る。
1916年建造のコンクリートブロック製のアーチ橋ですが、橋に対して水路が斜めに交差するため、ブロックがねじれたように積まれている大変珍しい構造だそうです。
六把野井水は江戸時代初期から使用されている農業用水で、今でも現役です。きれいに整備されふんだんに水が流れています。下の写真はこの橋のすぐ近くの六把野井水です。
この橋は、土木学会土木史研究委員会が刊行した「日本の近代土木遺産ー現存する重要な土木構造物2800選」に収録されているとのことです
橋自体は木々に隠れてあまりよく見えません。木の葉が落ちる冬の方が撮影には良さそうです。
橋のことはYOMIURI ONLINEの地域情報(三重)ー企画・連載ー近代遺産のページに詳しく載っています。

上笠田(現在廃駅)ー 楚原 2001年5月6日