名古屋線の車輌はよくわかりません。1600系、1800系あたりだろうと思います。サボは急行ですが、全車非冷房、非ラインデリアと、名古屋線の近代化が遅れていることが伺えます。
2枚の写真はほとんど同じ編成ですが、ネガの並びを見ると違う列車です。ただ、中川折り返しで同じ編成が戻ってきた可能性は高いです。

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「奈良漬」様より、掲示板で形式のご教示がありました。私の知識ではまとめきれませんので、以下に原文のまま掲載させて頂きます。(2008年9月13日加筆)
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名古屋線の急行の画像を拝見しましたが、保育社等から出版されてる近鉄の本によりますと、上の写真は1650型+1650型+1780型+1810系2連、下の写真は1600系2連+1780型+1650型+1650型だと思います。

 1650型は単独M車で、奇数編成の増結車として使用されるほか、3両が1780型と組成して2両編成で使用されてました。1780型は大阪線1480系のTc車1580型の1次車3両を改造したもので、この3両はトイレ付きで登場した事から名古屋線急行用として転属しました。急行は4両以上の運用が多いことから1780型と1600系の1601〜1603が中間車化されました。
 1810系はベンチレータが無く、ファンデリアを搭載しているのが外観上の特徴です。上記の通り1650形+1780型と1600系は4連3組で組成出来ますので検査の都合で差し替えられていたのでしょうか。
 私も実車を見たことがないのですが、資料を元に報告します。

中川付近 昭和53年4月頃