新2200系と呼ばれる2227系、2231である。現役を引退してから、しばらく名張検車区のはずれに留置されていた。2231は昭和51年3月に座席撤去などの改造を受け、電動貨車モワ10形20番と改番された。
2231は同型の他車の多くが片運化されたのに対して両運のまま残り、また埋込型前照灯、コイルバネから板バネに変更されたD-22A台車、などの特徴を持つ。

(誠文堂新光社 私鉄ガイドブックより)

手前の線路は大阪線の本線で、駅の近くだというのに通過列車は時速100km近い高速で通り過ぎてゆく。そのため危険で、あまりこの場所よりは近寄れないのである。


名張検車区 昭和50年冬頃