水上機関区の留置線で休むEF16 26、12、27。
印象的だったのは、機関区全体が静まりかえっていたことです。蒸機ならば休息中でも、火が入っている限りはまるで呼吸しているかのように、何らかの音を発しています。しかし、電機はパンタを降ろした瞬間から、全くの静態になってしまいます。
お盆休みなのかもしれませんが、庫の中での作業も行われておらず、貨物の入換もないので本線列車のこない時間帯は、周囲の鳥のさえずり以外は聞こえないような状態でした。

昭和53年8月17日 水上機関区