松尾芭蕉の「奥の細道」にある俳句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で有名な山寺(立石寺)への最寄り駅です。山寺というだけあって周囲は高い山に囲まれており、寺も山の山頂付近にあります。この駅舎は明らかに寺を意識したデザインですね。全国的に有名な観光地の割には小さな駅で、列車本数も少なく、観光客の大半はおそらくバスで来るのでしょう。壁に掛けられた大時計が素敵です。
入口の部分を拡大してみました。手前の柱も凝っていますね。
昭和54年8月18日 山寺駅