交流電化発祥の地、作並駅は、何の飾り気もない山間の小さな駅です。かつては作並機関庫があったり、1968年までは交直ジャンクションがあったりと、仙山線の拠点でありました。この時点では賑やかさはないものの、広いヤードと検修庫があって鉄道基地としての役割はあるようです。草深い側線にラッセル車が無造作に留置されていました。このラッセル車の後ろにはターンテーブルが残っているはずで、写真の隅にヤグラの一部が見えています。

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 ラッセル車

昭和54年8月18日 作並駅