柘植駅の跨線橋を通ろうとして、私は思わず息をのみました。
30数年前に見たのと全く同じ景色が目に飛び込んできたからです。
帰ってから古いネガを引っ張り出して比べてみると、やはり寸分違わず同じ物です。
さすがに窓枠はサッシに取り替えられていますが、基本構造は同じです。特に、左側の奥から6番目の横梁が湾曲しているところも、当時と全く変わっていません。
下の写真は昭和47年9月、中学2年だと思いますが、悪友たちと蒸機撮影に訪れたときのものです。SLブームの最盛期とあって、全く蒸機に関心のない者も3名混ざっています。
下の写真を眺めていて何かがおかしい、と考えていましたが、何と屋根板が全く無いのです。いくら赤字国鉄でもこんなままで放っておくことはないでしょうから、おそらく補修中でしょう。
この跨線橋がタイムトンネルになっていて、階段を下りたら蒸機が待っていたらいいな、などと空想してしまいました。



2007年11月17日 柘植